【ヤリスクロス】3,000km乗ってわかった!あらためておススメしたい良いところ。
11月に納車されたヤリスクロス。
早くも3,000キロを突破しました。
試乗などでちょっと乗っただけではわからない、オーナーだからこそわかってきた良いところを紹介したいと思います。
乗り出しが軽くて運転が楽しい。
いい意味で乗り出しが軽いです。
サイズは軽自動車より一回り大きいのですが、車体の軽さを感じることができるので、乗り出して走り出すまでは軽自動車のような気軽さがあります。
ガソリン車はダイレクトシフトCVTという新世代のCVTになっていて、発進用の1速ギアを持っているので、発進時のアクセルの踏み込み量に車がダイレクトに反応してくれます。
自分の操作に車が即座に反応してくれるのが運転の気持ちよさにつながっています。
ハンドリングも機敏で反応がいいのです。
ハンドルを切った分だけ車が向きを変えてくれます。
ロールは自然な感じで出るのですが、足周りの反応が非常に速いので、すこし上屋が揺れているように感じてしまいます。
そこが残念なのですが、このハンドリングの良さは、運転していて非常に楽しいです。
最近のトヨタ車はドライブの楽しさを求めた車が多く、見えない部分にコストをかけているイメージがあります。
軽自動車には無い安全性、負けない経済性。
このクラスのコンパクトカーだと、値段的に軽自動車との比較になることも多いと思います。
人気のN-BOXやタント等の最上級グレードと似たような価格になるのですが、税金や維持費等は軽自動車の方が安いイメージがあるので、軽自動車を選択する方も多いですね。
車内の質感も軽自動車の方が高級感があるつくりになっていることが多く、パッと見たときには軽自動車の方が満足感が得られます。
しかし基本的な、走る、曲がる、止まる。こういった性能はまだまだコンパクトカーに勝てない部分も多いです。
ヤリスクロスに関しても見えない部分にコストがかかっている印象で、走り出しは軽いのですが軽自動車にありがちなペラペラ感がなく、しっかりした乗り味はあるので、子供を乗せるにも安心感があります。
幼稚園や保育園への送り迎えの時などは、スライドドア付きのスーパーハイト系軽自動車が便利でいいと思います。
ただ、軽自動車の後部座席に座るとわかると思いますが、足元などとても広々としてゆったりと座れますが、頭の後ろにはバックドアのガラスが触れられるくらいの位置にあり、全く後ろに余裕がありません。
これでは万が一追突されたときに後部座席に座ることの多い子供はどうなりますか?
私は安全性と、毎日運転する快適性を考えると、大事な子供を乗せるにはこれくらいの大きさの自動車が安心で、それでいて女性にも扱いやすいサイズなので、セカンドカーに最適だと思います。
街中での取り回しは軽自動車のようにはいかないとは思いますが、車内からの見切りの良さも相まって、非常に運転がしやすいです。
実際、私も奥様用のセカンドカーとして購入していますが、幼稚園に向かう途中の狭い道路も問題なく運転してくれています。
燃費もとてもいいです。街乗りで16㎞。自動車専用道路や高速を使った遠出をすると22㎞を超える燃費を出してくれます。
最近のトヨタのガソリン車は、アイドリングストップ機構をつけない傾向にあり、ヤリスクロスもついていないのですが、それにもかかわらずこの低燃費。
人気のスライドドアの付いたスーパーハイト系の軽自動車は車体が重いこともあり、特別燃費がいいわけではありません。
ターボがついていないと基本的な動力性能が不足するので、発進時にアクセルを余分に踏まなければいけなくなったりして、燃費に悪影響があります。
ターボ車を選べば動力性能は足りるのですが、購入時の価格が上がるのと、基本的にはノンターボより燃費が良くないのと、エンジンオイルの管理がノンターボ車よりもシビアになるので、点検時に掛かる費用が上がってしまいます。
そういったあたりをトータルで考えると、軽自動車よりもヤリスクロスを選ぶ価値は十分にあると思いますよ。
最新の安全装備はやっぱり便利。
ヤリスクロスには第二世代のトヨタセーフティセンスが搭載されています。
いろいろと安全性に関する機能がついているのですが、追突防止のプリクラッシュセーフティシステムは、普段お世話になるような機能ではないのですね。
普段使うのに便利なのはアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストです。
高速道路や自動車専用道路を走るのに、この2つがあるとやっぱり疲労の軽減になります。
ヤリスクロスには電動パーキングが搭載されているので、アダプティブクルーズコントロールが全車速追従式になり、停止まで対応してくれるので、渋滞中も楽です。
この電動パーキングには、オートホールド機能も搭載されており、信号待ちなどではブレーキを保持してくれるので、右足が解放されて、楽です。
これは一度味わってしまうと、この機能なしの車には乗りたくなくなるほど便利な機能です。
最近は軽自動車にも搭載されつつあるので、選択肢が増えるのはいいことだと思います。
便利な機能はそれだけではありません。
コンパクトSUVですが全幅が1765㎜の為、数字だけを見ると狭い道でのすれ違いの際に気を使いそうですが、その不安を解消する装備がパノラミックビューモニターです。
駐車する時には車を上から見たような映像が映し出されますが、カメラを切り替えて、サイドミラー下についたカメラの映像を映し出すことができ、どこまで車体を寄せることができるか非常にわかりやすくなります。
ハリアーには最上級グレードでしか設定がないこの機能が、ヤリスクロスではガソリン車のX ”B Package”以外の全グレードにオプション設定があります。
これはトヨタにしては頑張りました!
上位グレードにしか選べないようにして、高い方を買わせようとすることが多いのですが、この車に関してはターゲットが女性ということもあり、運転に不安がある方でも安心して日々快適に使ってもらえるように、下位グレードでも選べるようにしたのでしょう。
こういう安全性にかかわる機能はすべてで選べるようにしてほしいですね。
いろいろ言いましたが、結局かっこいい。
ここまでいいところを色々と紹介しましたが、結局最後はかっこいいかどうか!
この迫力のあるスタイリングと、この新色のブラスゴールドメタリック。
私は結局のところ見た目に惚れて購入を決めました。
大切な車からの乗り換えだったので、愛着を持って、長く乗ることのできる車にしたかったので、見た目も重要な要素になったのです。
最近は残価設定型のローンやカーリースも増えてきて、安全性能も年々アップグレードされ、3~5年でころころ車を乗り換える人も多いと思いますが、1台の車を大切に長く乗る選択があってもいいと思います。
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