【静岡 温泉】伊豆一番のトロトロ温泉、昭吉の湯に行ってきました。
静岡県下田市にある秘湯昭吉の湯に行ってきました。
静岡県は温泉の源泉保有数の多い県で、日本でもトップクラスの約2500本となっています。
静岡県は大分県、鹿児島県に次いで源泉数の多い全国屈指の温泉県で、宿泊施設数は全国1位を誇っています。〔環境省自然環境局自然環境整備課資料(平成28年3月末現在)による〕
ふじのくに静岡県公式ホームページ
特に東部の伊豆地方に多く、東京からもアクセスしやすいので近年熱海などは活気を取り戻しています。
しかし、人気の温泉はGoToキャンペーンの影響もあり、人が多すぎて落ち着かないです。
新型コロナウイルスも怖いので、気軽に行けません。
そんな中、貸し切り予約制に営業形態を変えて、感染症対策を万全に整えている昭吉の湯で、温泉を楽しむことができました。
昭吉の湯とは?
静岡県下田市にある温泉施設昭吉の湯。
山の中にあり、開放感たっぷりの露天風呂を源泉掛け流しで楽しむことができます。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)となっていて、pH値が9.5あり、お肌がつるつるになる女性に人気の泉質です。
お湯は非常にトロトロとしていて、化粧水に浸かっているようなとても気持ちのいいお湯で、硫黄の香りもなく、癖がないのでずっと浸かっていたくなります。
近くには、伊豆半島の温泉の中でも人気のある観音温泉があり、泉質はかなり似ていると思います。
しかしながら昭吉の湯はかなりの秘湯感がある為、利用客でごった返してしまうことがないので、自然の中でゆっくりと疲れを癒すことができ、大変おすすめの温泉です。
辿り着けません?!最後の難関!
なぜ、人気の観音温泉と似たような泉質を持ちながら、昭吉の湯はそれほど混んでいないのか。
理由はいくつかあると思いますが、私が思う最大の理由は辿り着くまでの道のりにあると思います。
行ったことがある方はご存知だと思いますが、昭吉の湯名物の激坂が待っているのです。
画像では伝わりにくいのですが、壁のような激坂を登らなければなりません。
車で登ろうと思うとタイヤが空転するのを恐れずに、アクセル全開で躊躇なくいかなければなりません。
私は初めて行ったときに挑戦しましたが、途中でビビってしまい無理でした。
そもそもこれくらいの勾配になってしまうと4駆じゃないと無理な気がします。
それくらい険しい坂道が待っているのです。
運転に不安な方は無理せずにお店に電話を掛けましょう。
私のように中途半端に挑戦し、途中で止まってしまうとバックで下まで下らなければなりません。
半泣きで下る羽目になります。
絶対に無理せず電話してください!
優しい店主が下まで迎えに来てくれます。
極上トロトロ湯を貸し切りで堪能。
昭吉の湯名物の坂を乗り越えると、そこには極上の温泉が待っています。
新型コロナウイルスが流行りだしてから営業形態が変わりました。
もともとは別の場所に内湯があり、そこが貸し切りで利用できたのですが、今回はそこではなく、大浴場代わりに使用されていた露天風呂を貸し切りで利用できるようになっていました。
宿泊施設もあったはずなのですが、今は利用できるのかはわかりません。
料金は大人1000円、子供500円でした。
時間は1時間程度でお願いされました。
男湯、女湯に分かれていた2か所しかないので、事前に予約したほうが確実です。
実際私より前に到着していた他のお客さんがいたのですが、予約していた為私の方が先に案内されました。
今回は以前男湯で使用されていた方に案内されました。
広々としたこの露天風呂を貸し切り利用できるなんて、こんなに贅沢なことがあるのでしょうか。
こういった施設では珍しくシャワーも付いていて、洗髪をすることができます。
なんとシャワーのお湯にも源泉を使用していています。
贅沢な感じがして嬉しいのですが、アルカリ性のお湯の為、洗いあがりの髪がかなりギシギシした感じになってしまいます。
あとトロトロのお湯が出てくるので、いつまでも泡が落ち切った感じがしません(笑)
湯舟は7:3に仕切られていて、手前がぬる湯、奥があつ湯に分かれていました。
以前は仕切られておらず、かなり熱めのお湯だった為、出たり入ったりを繰り返していたのですが、このトロトロのお湯をゆっくり堪能できるぬる湯は最高です。
以前あった目隠しも外されており、開放感も増していて景色を楽しみながらのんびりすることができました。
お湯に関しては文句なしです。
トロトロとしたお湯は本当に気持ちよく、化粧水に浸かっているかのようなしっとりとした感覚に包まれます。
硫黄の香りもせず、癖がないのでいつまでも入っていたくなってしまい、1時間はあっという間に過ぎてしまいました。
まとめ
完全貸し切り予約制になり、コロナ禍でも安心して利用できる昭吉の湯。
施設自体はお世辞にもきれいでおしゃれとは言えませんし、険しすぎる道のりもあり、万人受けするようなところではないと思います。
しかし、それを補って余りあるほどのお湯を堪能できることは間違いなしです。
ぜひ一度トロトロのお湯をお試しください。
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