【ヤリスクロス買いました】 2020年注目の新型SUVの中身とは?

2020-12-12

2020年8月31日に発売されたトヨタの新型SUVヤリスクロスを買いました。

コンパクトカーのヤリスをベースにしたヤリスクロス。

ヤリスとの違いなどを紹介します。

ヤリスクロスとは?

トヨタのコンパクトSUVヤリスクロス。

ヤリスがベースで、近年流行りの都市型SUVとなっています。

トヨタSUVラインナップの中では、ライズとC-HRの中間のサイズ感となります。

トヨタが製造するSUVとしては、最小のサイズとなります。(ライズはダイハツ製)

ヤリスとの違い

パワートレインに関して違いはありません。

1.5リッターのガソリン車と、1.5リッターエンジンにハイブリッドの組み合わせになります。

最大の違いはサイズです。

ヤリスは5ナンバーサイズの枠に収まるコンパクトカーとして日本の街中で使いやすいサイズ。

全長3940㎜ 全幅1695㎜ 全高1500㎜となります。

対してヤリスクロスは

全長4180㎜ 全幅1765㎜ 全高1590㎜となります。

注目はヤリスに対して全幅が大幅に拡大されている点です。

これによりヤリスクロスは3ナンバー枠となります。

3ナンバーといわれると大きい車を想像し、運転が苦手な人は敬遠してしまうかもしれませんが、最近の自動車は安全性の観点から拡大傾向にあり、ヤリスクロスのサイズは他社と比べてもコンパクトSUVと呼べるものとなっています。

これくらいのサイズが日本で扱うにはちょうど良いのではないかと思います。

グレード構成

グレードはガソリン車が4グレード

・X ”B Package”(FF)1,796,000円
・X(FF) 1,896,000円
・G(FF) 2,020,000円
・Z(FF) 2,210,000円

ハイブリッド車が3グレードとなっています。

・HYBRID X(FF) 2,284,000円
・HYBRID G(FF) 2,394,000円
・HYBRID Z(FF) 2,584,000円

それぞれ4WD、ハイブリッドにはE-fourがあり、231,000円UPになります。

ガソリン車に用意されているX ”B Package”は、価格だけ見れば安いのですが安全装備の目玉であるToyota Safety Senseがオプションとなってしまうため、実質Xグレードからのスタートと考えていいと思います。

Xグレードの装備はコンパクトカーとして必要最低限は押さえています。

主な装備は

・ハロゲンヘッドランプ
・ウレタンステアリングホイール
・チルト&テレスコピックステアリング
・スマートエントリー&プッシュスタート
・電動パーキングブレーキ、オートホールド
・4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ
・Toyota Safety Sense
・ヘッドレスト一体型シート
・6:4分割可倒リアシート
・マニュアルエアコン
・7インチディスプレイオーディオ
・2スピーカー

となります。

その上のGグレードの主な装備は

・16インチタイヤ&アルミホイール
・8インチディスプレイオーディオ
・バックガイドモニター
・スーパーUVカット&赤外線カットガラス(フロント・サイド)
・本革巻きステアリングホイール
・本革巻きシフトノブ
・ヘッドレストセパレートシート
・4:2:4分割可倒リアシート
・リアセンターアームレスト
・6:4アジャスタブルデッキボード(2WDのみ)
・6スピーカー

となります。

Xグレードでも十分な気がしますが、せっかく新車を買うなら欲しい装備がそろっており、価格差もガソリン車は124,000円、ハイブリッドは100,000円となっていて、一番バランスのいいグレードとなっています。

最上級グレードのZの主な装備は

・18インチタイヤ&アルミホイール
・LEDヘッドランプ
・フルLEDリアコンビネーションランプ
・運転席6WAYパワーシート
・7インチマルチインフォメーションディスプレイ+アナログメーター
・助手席シートバックポケット
・合成皮革+ツィード調ファブリックシート
・シートアンダートレイ
・運転席助手席シートヒーター

となっています。

Gグレードとの価格差は、190,000円となっていて最上級グレードにふさわしい装備となっています。

しかしヤリスクロスの車格に18インチホイールは大きすぎます。実際ハイブリッドのZグレードを試乗しましたが、走行中にフロアから常にザラザラとした微振動、道路の繋ぎ目ではかなりの突き上げ感がありました。

内装に関しても合皮の部分がブラウンファブリックの部分がベージュ(?)のような色合いのシートがどうも気に入りませんでした。

シートに関しては、運転席は6WAYパワーシートになっていますが、シートポジションメモリーが付いておらず、運転席オートスライドアウェイも付いていないので、ただの動作が遅いシートになってしまっています。

GグレードにオプションのLEDヘッドランプ(71,500円)18インチアルミホイール(83,600円)を付けた時に価格差が34,900円しかなく、アダプティブハイビームシステム+カラーヘッドアップディスプレイはZグレードでしかオプションで選べない等の差別化も考えられてはいますが、支払い総額などを考えた時にあくまでコンパクトカーであるヤリスクロスを購入するにしては高すぎると思います。

おすすめグレード

おすすめはガソリン、ハイブリッド共にGグレードとなります。

ガソリン車は走り出しが軽く、キビキビとして軽快なのですが、車体全体が軽すぎるような印象もあるので、落ち着いた走りを求める人にはハイブリッド車のほうがいいと思います。ただワンランク上のハイブリッド車より遮音性が低いのか、3気筒でエンジンの振動が大きいせいなのかわかりませんが、エンジンがかかった時にかなり車内が騒々しい感じになってしまうのが残念です。

4WD、E-fourは静岡県では必要な人は限られてくるとおもいます。

リアが重くなり、走りが落ち着く可能性があるのでそのあたりを期待して選ぶのもいいかと思います。

おすすめオプションは

LEDヘッドランプ(71,500円)
ステアリングヒーター+シートヒーター+運転席イージーリターン機能+助手席シートアンダートレイ(31,900円)
パノラミックビューモニター+ブラインドスポットモニター+リアクロストラフィックオートブレーキ(77,000円)
アドバンストパーク(パノラミックビューモニター含む)+ブラインドスポットモニター+リアクロストラフィックオートブレーキ(121,000円)ハイブリッド車のみ

となります。

ハイブリッド車を選び、なおかつパノラミックビューモニターを選ぶ場合は、アドバンストパーク(トヨタチームメイト)のほうがおすすめです。

アドバンストパーク(トヨタチームメイト)はパノラミックビューモニターがシースルービュー機能などが追加されより使いやすくなっていて、画質も向上されているように見えます。

まとめ

トヨタの新型SUVヤリスクロスを少し紹介しました。

上級車種と遜色ない装備が付いていて、お手頃価格で買える為かなり魅力的ではないでしょうか?

軽自動車を含め自動車の金額が上がっている中、ガソリン車のGグレードの2,020,000円はかなり安いです。

荷物も積めて走りも軽快で楽しいヤリスクロスおすすめです。

これから実際に買ってわかってきた事、いいことも悪いことも紹介していきたいと思います。